1 日 時 2022年 2月18日(金) 13:15〜16:00
2 場 所 Zoomによるオンライン開催
3 主 催 長野実装フォーラム 公益財団法人 長野県テクノ財団
4 内 容 13:15 開 会
13:20 1)エレクトロニクス実装におけるめっき技術
-基本的なめっき技術と先端技術への応用-
長野県テクノ財団 若林信一
14:50 休 憩
15:00 2)ハルセルパターンのAI学習によるめっき液管理法
長野高専 電気電子工学科 秋山・淀研究室 坂本 一馬・羽場 和紀
15:20 3)アジアにおける基板、めっきと、そのコミュニケーションの
トラブル事例紹介
Grand Joint Technology Ltd. 大西 哲也
15:40 コメント&オープンディスカッション
16:00 閉 会
5 参加人数 オンライン参加(54名:一般37名+理事・講師・関係者17名)
コロナ禍も丸二年が過ぎ、世界的なオミクロン株を中心とする第六波が始まっています。
この間、半導体の不足により自動車産業などにサプライチェーンの寸断が起こっていますが、あらためて半導体が我々の生活に必須のデバイスであることがわかります。
現在、講演会、展示会などの新技術に触れる機会は著しく減少し、営業や技術者などの出張の機会も制限され、情報交換の機会も少なくなっています。したがって、新技術、新製品開発よりも品薄感による生産活動に専念する姿勢が強くなっていますが、パンデミック後は、その前に戻ることはないというのが過去のペストやスペイン風邪の歴史が教えるところでです。
今は新しいステージに向かっての体制つくりの時期と考えるべきで、次は必ずゲームチェンジが起こるものと予想されます。このような時は、先を考えるのと同時にレガシー技術を改めて見直し、将来につなげることも重要です。
そこで今回は、あらためて「エレクトロニクス実装におけるめっき技術」を取り上げて基礎から先端技術への応用について解説します。また、ハルセルパターンのAI(artificial intelligence)学習技術を用いた新しい管理技術についても紹介します。これは、結果から原因系を探る逆問題の解析技術というべきもので、めっき工場における新しい管理技術としての展開が期待されます。
なお、今回はコロナウィルスの感染予防の観点から会場への参加人数を制限し、会場参加とZoomでのオンライン参加のいわゆるハイブリッド開催方式を取る予定でしたが、コロナ第6波の感染拡大を受け、直前にオンライン開催のみに変更せざるを得ない事態となりました。
初めてのオンライン開催ということもあり、機器のトラブルで開始時間が遅れてしまい、ご参加の皆さまには、ご迷惑、ご心配をお掛けしました事、お詫び申し上げます。
今回の工夫としまして、開催後のアンケートフォームに各講師への質問の欄を設け、講師からの回答を後日、参加者に配信させていただくという形を取り、多くのご質問をいただき足りなかった部分を多少なりとも補うことが出来たものと思います。
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